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今月の主題1 血管超音波検査
血管超音波検査の実践的アプローチ―頸動脈病変の標準的評価法
Practical approach of vascular ultrasonography─Standard method of carotid artery lesions
浅岡 伸光
1
1宝塚市立病院中央検査室
キーワード:
内膜中膜複合体厚(IMT)
,
潰瘍
,
狭窄率
,
鎖骨下動脈盗血現象
Keyword:
内膜中膜複合体厚(IMT)
,
潰瘍
,
狭窄率
,
鎖骨下動脈盗血現象
pp.120-126
発行日 2013年2月15日
Published Date 2013/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542103333
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■内膜中膜複合体厚(IMT)の計測は,計測誤差を考慮して画像を大きく表示して計測する.
■プラークは,表面性状を平滑,壁不整,潰瘍に分類し,エコー輝度と均一性についても分類する.
■プラークの可動性は,数心拍の間プローブを動かさずに固定して観察する.
■術前評価では,プラークの性状評価,病変の長さや内頸動脈径,術後の経過観察では,術後早期の血栓形成と遠隔期の再狭窄が重要である.
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