学会だより 第84回日本感染症学会総会
桜満開の京都にて“新しい人,微生物,薬剤関係”をテーマに開催
清田 浩
1
1東京慈恵会医科大学附属青戸病院泌尿器科
pp.818
発行日 2010年7月15日
Published Date 2010/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542102353
- 有料閲覧
- 文献概要
第84回日本感染症学会総会は上田孝典教授(福井大学医学部内科学(1))を学会長として,2010年4月5,6日の2日間にわたり国立京都国際会館にて開催された.学会の内容は2つの特別講演,6つの招請講演,22の教育講演,4つの感染症レビュー,9つのシンポジウム,7つのパネルディスカッション,30のワークショップ,そして約350のポスター演題,16のランチョンセミナーおよびイブニングセミナー,さらに卒前・卒後教育企画およびICD講習会と広範にわたる数多くの演題で構成され,2,300余名が参加し大変充実したものとなった.
本学会のテーマは“新しい人,微生物,薬剤関係”であり,会長シンポジウムとして3者のかかわりあいを多角的にとらえて議論する場が第1日目の冒頭に企画され,これを受けて様々なテーマに議論を発展させるといった巧妙な演出が設定され,それが見事な効果を生む結果となったと思う.
Copyright © 2010, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.