Japanese
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シリーズ-検査値異常と薬剤・6
―投与薬剤の検査値への影響―末梢神経系作用薬・II
Influence on clinical examination with peripheral nervous system of action medicine
米田 孝司
1
Koji YONEDA
1
1オリエンタル酵母工業株式会社長浜事業所
キーワード:
臨床検査値への影響
,
交感神経作用薬
,
副交感神経作用薬
Keyword:
臨床検査値への影響
,
交感神経作用薬
,
副交感神経作用薬
pp.832-839
発行日 2010年7月15日
Published Date 2010/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542102349
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交感神経作用薬
1. 作動(刺激)薬
交感神経作動薬は,自律神経節に作用して節後線維の興奮を起こす薬物をいう1).
1) イソプロテレノール(図1,表1)
β受容体に作用して心筋刺激を惹起するアドレナリン作動薬としてカテコールアミンに分類されるが,カテコールアミンとは異なり化学合成された薬剤である.そのため心停止を伴った場合に静脈内注射薬として使用し,気管支拡張薬の吸入剤として気管支筋を弛緩して気道を拡げる.通常,気管支喘息,急性気管支炎,慢性気管支炎,気管支拡張症,肺気腫に基づく気管支痙攣の緩和に使用する.
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