Japanese
English
今月の主題 Helicobacter pyloriの診断と臨床応用
各論
迅速ウレアーゼ試験
Rapid urease test
鈴木 秀和
1
,
斎藤 義正
1
,
日比 紀文
1
Hidekazu SUZUKI
1
,
Yoshimasa SAITOU
1
,
Toshifumi HIBI
1
1慶應義塾大学医学部内科学(消化器)
キーワード：
迅速ウレアーゼ試験
,
上部消化管内視鏡検査
,
アンモニア
Keyword:
迅速ウレアーゼ試験
,
上部消化管内視鏡検査
,
アンモニア
pp.173-175
発行日 2010年2月15日
Published Date 2010/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542102232
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迅速ウレアーゼ試験は，Helicobacter pyloriのウレアーゼ活性を利用して，内視鏡検査時に生検することで診断する方法であるが，その簡便性ばかりでなく，内視鏡検査が終わって，その日のうちに結果を伝えることができ，治療を開始することも可能である点で実地臨床には大変適した検査である．内視鏡医が生検から判定まで自分で行えるというのも非常に実用的であり，多くの医師が利用している実態がうかがえる．
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