今月の主題 Helicobacter pylori
技術解説
Helicabacter pyloriの迅速ウレアーゼテスト・色素内視鏡法
伊藤 重二
1
,
東 健
1
,
栗山 勝
1
,
郡 大裕
2
Shigegi ITO
1
,
Takeshi AZUMA
1
,
Masaru KURIYAMA
1
,
Yoshihiro KOURI
2
1福井医科大学第二内科
2愛生会山科病院
キーワード:
迅速ウレアーゼテスト
,
フェノールレッド法
Keyword:
迅速ウレアーゼテスト
,
フェノールレッド法
pp.157-161
発行日 1997年2月15日
Published Date 1997/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542903236
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H.pyloriの持つ強いウレアーゼ活性を利用した検出法として,迅速ウレアーゼテスト,フェノールレッド色素内視鏡法,および最新の方法について解説した.フェノールレッド法は菌の分布を面として診断できる.迅速ウレアーゼテストは外来でできる簡便,迅速な方法であり,より高感度のものも発売されてきている.しかし,1つの方法で必要十分な検査法はなく,フェノールレッド法と併用した,迅速ウレアーゼテスト,ウレアーゼセンサー法,内視鏡的尿素呼気テストなども考案されている。
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