今月の主題 唾液の臨床検査
                        
                        
                
                  
                  
              
              
              
                  
                  
                  
                  
                            
                                    各論
                                    
                                    
                                    
                            
                            
                
                
                
                            
                            
                  
                            
                                
                            
                        
                
                
                
                            
                        
                
                
                            
                            
                            
                  
                            
                                    
                                    唾液採取―手技を中心に
                                    
                                    
                            
                            
                        
                
                
                            
                            
                                
                                    
                                        
                                            
                                                白川 卓
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                                
                                    
                                        
                                            
                                                Taku SHIRAKAWA
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                            
                        
                
                
                
                  1神戸大学大学院保健学研究科
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                            キーワード: 
                            
                                
                                    唾液採取
                                
                                ,
                            
                            
                                
                                    標準化
                                
                                ,
                            
                            
                                
                                    採取用具
                                
                                
                            
                        
                
                            Keyword: 
                            
                                
                                    唾液採取
                                
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                                    標準化
                                
                                ,
                            
                            
                                
                                    採取用具
                                
                                
                            
                        
                
                pp.793-798
                
                
                
                  発行日 2009年7月15日
                  Published Date 2009/7/15
                
                
                
                DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542102017
                
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唾液は古くから知られた臨床検査材料であるが,血液や尿のように十分に活用するには至っていない.その原因として唾液腺ごとに分泌される成分が異なることや生理的変動を受けやすいことが挙げられる.また,採取法や採取用具によっても測定値に変動が生じる.新しい測定技術の進歩や分子生物学における発見は唾液検査に新たな展開をもたらしつつある.しかし,いくら測定技術が向上してもサンプリングに問題があれば検査としては成り立たない.今後,唾液検査を普及させるためにはそれぞれの検査対象に応じた採取法を検討し,標準化することが重要である.

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