実地臨床手技のエッセンス 血液と体液のサンプリング
脳脊髄液採取—腰椎穿刺の手技を中心に
濱口 勝彦
1
,
島津 邦男
1
Katsuhiko Hamaguchi
1
,
Kunio Simazu
1
1埼玉医科大学神経内科学教室
pp.51-57
発行日 1979年1月10日
Published Date 1979/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409205981
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1891年Quinkeによりヒトにおける腰椎穿刺法が導入されて以来,脳脊髄液の採取は腰椎部のみならず,小脳延髄槽・側脳室など,目的により中枢神経系の種々の個所から可能となっている。
本稿では今回の特集の性格上,手技が比較的簡単で,かつ最も多く用いられている腰椎穿刺について,著者らの経験および先駆者の成績1〜10)をもとに解説したい。
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