今月の主題 臨床検査コンサルテーション/診療支援
各論
4.病理診断科外来の実際
谷山 清己
1,2
,
尾下 聡子
1,2
,
斎藤 彰久
1,2
,
倉岡 和矢
1,2
Kiyomi TANIYAMA
1,2
,
Satoko OSHITA
1,2
,
Akihisa SAITO
1,2
,
Kazuya KURAOKA
1,2
1国立病院機構呉医療センター・中国がんセンター病理診断科
2国立病院機構呉医療センター・中国がんセンター臨床研究部
pp.357-359
発行日 2009年3月15日
Published Date 2009/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542101931
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1.はじめに
標榜化された病理診断科では,患者本人またはその保護者から直接の説明を求められれば,わかりやすく説明しなければならない1,2).多くの病理医がこのことに不慣れであるが,最近では,各地から病理外来を実践しているという情報も聞かれるようになってきた.筆者は,10年以上前から病理外来を実践しており3~5),本稿では現状や工夫について報告し,その期待される効果を説明する.
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