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血漿fetuin-A濃度と2型糖尿病の危険率
鈴木 優治
1
1埼玉県立大学保健医療福祉学部
キーワード:
血漿fetuin-A
,
2型糖尿病
,
危険率
Keyword:
血漿fetuin-A
,
2型糖尿病
,
危険率
pp.196
発行日 2009年2月15日
Published Date 2009/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542101903
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2型糖尿病は肥満と共に主要な世界的,公衆衛生的脅威であり,寿命低下の重要な寄与因子である.肝分泌蛋白質のfetuin-Aは動物においてインスリン抵抗性を誘導し,ヒトでは循環fetuin-Aはインスリン抵抗性や脂肪肝において上昇している.
著者らは血漿fetuin-A濃度が2型糖尿病の出現率を予測できるかどうかを研究した.実施した27,548人からなるcase-cohort studyにおいて,subcohortとして無作為に2,500人を選んだ.そのうちの2,164人は非糖尿病であり,解析のための既往や人体計測および代謝データが揃っていた.7年の追跡期間に同定された糖尿病症例849人のうち,703人が同様の除外後に解析対象として残った.
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