学会だより 第57回日本医学検査学会
尿沈渣検査―新たなる展開
長谷川 喜久子
1
1慶應義塾大学病院中央臨床検査部
pp.1063
発行日 2008年9月15日
Published Date 2008/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542101705
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第57回日本医学検査学会が2008年5月30日(金),31日(土)の2日間,北海道札幌市の札幌コンベンションセンターとアクセスサッポロおよび札幌市産業振興センターで開催された.地方開催の学会が今年限りということもあって,700題を超える演題数であった.会場は出席者であふれ,コンベンションセンターとアクセスサッポロを運行するシャトルバスは毎回満員の状況であった.また,30日にはサッポロビール園で懇親会が催され,北臨技の方々の勇壮な和太鼓の演奏とジンギスカン料理のほかに北海道のおいしい食べ物が当たる抽選会もあり,臨席した他県の方々と一緒に北海道を満喫することができた.
さて学会の内容だが,今回のテーマである「道」とサブテーマ「Frontier Spiritをふたたび」にふさわしい内容で,パネルディスカッション3題,教育カンファレンス4題,パネル展示など,様々な多岐にわたる盛りだくさんの企画が用意されていた.なかでも個人的には尿沈渣検査を日常行っていることもあり,パネルディスカッション『尿沈渣検査法における最近の知見と今後の課題―「尿沈渣検査法2000」の発刊より8年を迎えた今』に特に興味を引かれた.
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