学会だより 第57回日本医学検査学会
第57回日本医学検査学会に参加して
浅沼 康一
1
1札幌医科大学附属病院検査部
pp.1062
発行日 2008年9月15日
Published Date 2008/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542101704
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第57回日本医学検査学会が札幌コンベンションセンターとアクセスサッポロにおいて,札幌医科大学附属病院検査部副部長・北海道臨床衛生検査技師会(北臨技)会長の佐藤和昭が学会長として,2008年5月30日(金)・31日(土)の両日にわたり開催された.北海道での開催は15年ぶり,4回目の開催である.本学会のテーマは「道」,サブテーマは「Frontier Spiritをふたたび」であった.「道」は北海道の道であり,検査の専門職として究める道,過去から未来へ繋がっていく道,という狙いで学会のテーマとされた.
本学会の参加者数は3,000名を超えた.一般演題申込数は740題(近年700題を超えたのは2000年沖縄学会以来).特記すべきは,北臨技会員による95題の登録数である.担当地区ということだけでなく,北臨技が数年前より行ってきた,学会発表や投稿活動を支援する事業「生涯教育推進プロジェクト」の成果であると考えられる.今回は,第57回日本医学検査学会について,いくつかの内容を紹介する.
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