特集 遺伝子検査―診断とリスクファクター
2.解析技術
A.検査前技術
1) 検体サンプリングと保存・運搬
増川 敦子
1
,
宮地 勇人
2
Atsuko MASUKAWA
1
,
Hayato MIYACHI
2
1東海大学医学部付属病院臨床検査科
2東海大学医学部基盤診療学系臨床検査学
キーワード:
検体サンプリング
,
検体保存
,
検体運搬
Keyword:
検体サンプリング
,
検体保存
,
検体運搬
pp.1287-1292
発行日 2007年11月30日
Published Date 2007/11/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542101410
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はじめに
遺伝子検査の適用は感染症,造血器腫瘍や遺伝性疾患の確定診断に加え,治療選択やモニタリングと拡大している.これら遺伝子検査には高感度・高精度な検出が要求される.測定の精度は,検体の採取から検体性状の把握や取り扱いなど測定前フェーズが大きな影響を持つ.本稿では遺伝子検査における検体のサンプリングや取り扱い方法について概説する.
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