学会だより 第47回日本臨床細胞学会総会
テーマは“臨床細胞学のNew Challenge” 降雨の横浜港を背景に細胞を診る人びとの充実した集会を認めた
飯島 淳子
1
1杏林大学保健学部細胞診断学教室
pp.1071
発行日 2006年9月15日
Published Date 2006/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542100721
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去る2006年6月9~11日の3日間,神奈川県のパシフィコ横浜において,東海大学医学部長村義之先生を会長のもと第47回日本臨床細胞学会総会が開催された.降雨のなか,各地からの登録参加者は4,300人と盛会であった.
日本臨床細胞学会では,細胞形態による診断ばかりでなく,癌化過程の遺伝子変異や癌遺伝子の異常発現に関する分子細胞学的研究,細胞診の自動化,遠隔医療の一環としてのテレサイトロジーなど,新しいテクノロジーの導入も行われている.
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