今月の主題 輸血・細胞療法と臨床検査
特殊検査
血液製剤の安全性確保のための核酸増幅検査(NAT)
岡田 義昭
1
,
水沢 左衛子
1
,
種市 麻衣子
1
,
梅森 清子
1
,
斉賀 菊江
1
,
小室 勝利
1
Yoshiaki OKADA
1
,
Saeko MIZUSAWA
1
,
Maiko TANEICHI
1
,
Kiyoko UMEMORI
1
,
Kikue SAIGA
1
,
Katsutoshi KOMURO
1
1国立感染症研究所血液・安全性研究部
キーワード:
核酸増幅検査
,
window期
,
ミニプール
,
残存リスク
Keyword:
核酸増幅検査
,
window期
,
ミニプール
,
残存リスク
pp.1125-1130
発行日 2004年10月15日
Published Date 2004/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542100568
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〔SUMMARY〕 血液製剤の安全性確保のために核酸増幅検査が導入され,これまでの血清学的検査では検出できなかったwindow期の血液を排除することが可能になった.一方,核酸増幅検査は高感度であるが種々の条件によって感度が影響を受けるため,精度管理のための国際標準品が整備された.〔臨床検査 48:1125-1130,2004〕
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