今月の主題 メタボリックシンドローム
メタボリックシンドロームの臨床検査
レプチン
河合 俊英
1
,
島田 朗
1
Toshihide KAWAI
1
,
Akira SHIMADA
1
1慶應義塾大学医学部内科学教室
キーワード:
レプチン
,
肥満
,
高血圧
,
糖尿病
,
免疫
Keyword:
レプチン
,
肥満
,
高血圧
,
糖尿病
,
免疫
pp.1683-1688
発行日 2005年12月15日
Published Date 2005/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542100354
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〔SUMMARY〕 レプチンは肥満遺伝子産物として発見され,視床下部に働きかけ摂食量と体重増加を抑制し,肥満および体脂肪量の調節に関与する.加えて,レプチンが視床下部や末梢組織に直接働きかけて多彩な生理作用を発揮することも明らかとなった.肥満,高血圧,糖尿病,免疫系などへ影響を及ぼすレプチンはメタボリックシンドロームのマーカー,治療標的として注目されている.〔臨床検査 49:1683-1688,2005〕
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