特集 臨床検査のための情報処理技術の進歩
3章 臨床検査情報の収集と管理法
3. IHE(Integrating the Healthcare Enterprise)―臨床検査への展開
岡田 裕善
1,2
,
大江 直樹
1,3
Hiroyoshi OKADA
1,2
,
Naoki OHE
1,3
1JAHIS IHE-J検討WG
2アイテック阪神株式会社
3東芝メディカルシステムズ株式会社
キーワード:
情報統合
,
IHEガイドライン
,
病院情報システム
,
コネクタソン
Keyword:
情報統合
,
IHEガイドライン
,
病院情報システム
,
コネクタソン
pp.1391-1397
発行日 2005年11月30日
Published Date 2005/11/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542100316
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概 要
1. IHEとは
医療連携のための情報統合化プロジェクト(Integrating the Healthcare Enterprise;IHE)は1999年にアメリカで北米放射線学会(Radiological Society of North America;RSNA)と保健医療情報・管理システム協会(Healthcare Information and Management System Society;HIMSS)のもと発足した.その後,2001年に日本でもIHE-Japan(IHE-J)が発足し,そしてこのIHEプロジェクトはヨーロッパIHE-Europe(IHE-E)やアジア・オセアニアIHE-Asia・Oceania(IHE-AO)などに拡がっている.
現在,IHE-Jには日本医療情報学会(JAMI),日本医学放射線学会(JRC),日本放射線技術学会(JSRT),日本画像医療システム工業会(JIRA),日本保健医療福祉情報システム工業会(JAHIS),医療情報システム開発センタ(MEDIS-DC)などが参加して医療機関における情報システムの連携を進めるプロジェクトとして活動している.
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