今月の表紙 染色体検査・5
羊水染色体検査
三好 彦雄
1
Hikoo MIYOSHI
1
1株式会社エスアールエル相模原ラボラトリー検査部臨床免疫化学課染色体係
pp.1172-1174
発行日 2005年11月15日
Published Date 2005/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542100300
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
羊水染色体検査は出生前の胎芽期や胎児期の胎児由来細胞を妊婦から経腹壁的に採取し,細胞形態学的な手法によって染色体レベルの異常を検出する技術である.
すなわち,染色体異常の有無を検査で知ることにより周産期や出生後の処置にあらかじめ備えるといった目的のための検査である.今回,妊娠後半における羊水染色体検査について,当施設にて経験した一症例をもとにその検査技術手法を中心に紹介する.
Copyright © 2005, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.