今月の主題 アレルギー疾患の現況と今後の展望
技術解説
アレルギー関連のSNP解析
広田 朝光
1,2
,
赤星 光輝
1
,
松田 彰
1
,
清水 麻貴子
1
,
中島 加珠子
1
,
岸 文雄
2
,
玉利 真由美
1
Tomomitsu HIROTA
1,2
,
Mitsuteru AKAHOSHI
1
,
Akira MATSUDA
1
,
Makiko SHIMIZU
1
,
Kazuko NAKASHIMA
1
,
Fumio KISHI
2
,
Mayumi TAMARI
1
1理化学研究所遺伝子多型研究センターアレルギー体質関連遺伝子研究チーム
2鹿児島大学大学院医歯学総合研究科発生発達成育学講座分子遺伝学教室
キーワード:
SNP
,
相関解析
,
TaqMan法
,
Invader法
,
Whole genome amplification
Keyword:
SNP
,
相関解析
,
TaqMan法
,
Invader法
,
Whole genome amplification
pp.749-756
発行日 2005年7月15日
Published Date 2005/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542100148
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〔SUMMARY〕 分子生物学的手法の発展により,高速,大量,低コストでSNPタイピングが行える様々な手法が確立され,アレルギー関連疾患も含め,多くの多因子遺伝疾患(common disease:ありふれた疾患)において疾患関連遺伝子の解析や,薬剤の効果や副作用に関連する遺伝子の同定が精力的に行われている.近い将来,それらを利用して個別化されたオーダーメイド医療が実現することが期待されている.〔臨床検査 49:749-756,2005〕
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