今月の主題 アレルギー疾患の現況と今後の展望
総説
ダニ主要アレルゲンの構造・機能とIgE
高井 敏朗
1
Toshiro TAKAI
1
1順天堂大学医学部アトピー疾患研究センター
キーワード:
IgEエピトープ
,
立体構造
,
アレルゲンの機能と疾患の関連
,
リコンビナントアレルゲン
,
アレルゲンワクチン
Keyword:
IgEエピトープ
,
立体構造
,
アレルゲンの機能と疾患の関連
,
リコンビナントアレルゲン
,
アレルゲンワクチン
pp.739-747
発行日 2005年7月15日
Published Date 2005/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542100147
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〔SUMMARY〕 ハウスダスト中のダニは,喘息,アトピー性皮膚炎,鼻炎などの様々なアレルギー疾患にかかわる重要なアレルゲンである.本稿では,アレルゲンとダニアレルゲンに関する基本知識を簡単に解説した後,ダニ主要アレルゲンに関して,「アレルゲンの構造」vs「IgE結合」,および「アレルゲンの機能」vs「アレルギー疾患誘導」という2つの切り口で最近の研究の流れを整理・紹介してみたい.〔臨床検査 49:739-747,2005〕
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