事例 医療施設間連携
千葉市における病診連携の現況と課題—病院・医師会それぞれの立場から
村上 和
1
,
藤森 宗徳
2
,
木下 昌
2
Shizuka MURAKAMI
1
,
Munenori FUJIMORI
2
,
Masa KINOSHITA
2
1千葉市立海浜病院
2千葉市医師会
pp.1112-1115
発行日 1992年12月1日
Published Date 1992/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541903790
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千葉市立海浜病院
病診連携の経緯と現状
千葉市立海浜病院は千葉市の西部,東京湾にのぞみ,幕張メッセの隣りに位置している.1967年(昭和42年)千葉県第2次総合5か年計画によって,千葉市の中心部より東京寄りの東京湾が埋め立てられ,海浜ニュータウン(人口約15万人)の建設が計画された.その計画の一環として地域総合医療センター構想が生まれ,千葉市が建設することとなった.
病院の運営については,公設民営,公設公営の論議のあと,千葉市立とすることに落着き建設に着手,1984年(昭和59年)10月開院した.病床は301床,診療科は内科(循環器科,消化器科,呼吸器科),小児科(小児科,新生児科),外科(外科,心臓血管外科),整形外科,産婦人科,耳鼻いんこう科,眼科,麻酔科である.
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