厚生行政展望
病院のPR戦略
厚生行政研究会
pp.270-271
発行日 1992年3月1日
Published Date 1992/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541903749
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社会の情報化がますます進展している.また,病院の方はといえば,差別化,サービス充実の競争もますます激しくなってきている.患者は,1人の消費者として,病院の情報を知りたがっている.
このような中で,情報は円滑に流通しているのだろうか.医療行為そのものについては,現在「インフォームド・コンセント」の理念がかなり市民権を得てきている.これは医師と患者との,一種の情報交換である.これに対して,病院(医療機関)と患者との情報交換については,病院側からの発信は,通常,掲示,看板等の「広告」の形でなされ,患者側からの発信は例えば「苦情」のような形でなされるだろう.
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