病院管理フォーラム 事務長の病院マネジメントの課題—急性期病院の立場から・8
病院における医事課の機能と役割
小松 茂樹
1
1特定医療法人財団大和会東大和病院
pp.911-913
発行日 2002年11月1日
Published Date 2002/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541903648
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とにかく現場が好きである.毎朝玄関で患者様と朝のごあいさつをし,自動再来機の前でお世話をさせていただけるのはとても楽しい日課である.東大和病院に来てはや4年,会議や公休でいない日を除くと休んだことがない.朝8時30分からの受付開始には,課員の8名ぐらいが自主的に外来フロアーに出て受付の対応をしている.20分ぐらいで250名ほどが受付を済ませる.この受付システムが確立するまでには1年ほどかかったが,現在では患者様同士のトラブルがなくなって喜ばれている.筆者は事務次長としてこの病院に来たが,医事課長が空席だったので自ら兼務を買って出て午前中の半分はフロアーマネジャーみたいなものである.
医事業務に携わって30年余が過ぎた.その分だけ経験が長いので,この機会に病院における医事業務について,現場の視点で書かせていただきたい.
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