IT革命は病院医療をどう変えるか・11
テレビ電話を用いた地域リハビリテーションネットワークづくり
伊佐地 隆
1
,
安岡 利一
2
,
栗田 英明
2
,
大田 仁史
3
,
大仲 功一
2
1茨城県立医療大学付属病院リハビリテーション科
2茨城県立医療大学付属病院リハビリテーション部理学療法科
3茨城県立医療大学付属病院
pp.248-252
発行日 2002年3月1日
Published Date 2002/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541903504
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
IT機器の進歩により,在宅ケアなど地域リハビリテーション(以下,リハ)の領域にもそれを取り入れる動きがある.まだ多くはないが医療の領域で先駆的な活動が行われ,保健や介護保険の領域にも広がっている(表1)1〜4).
茨城県では,地域リハの構築と展開の一つの手段として,平成10年1月からテレビ会議システムを使つて「地域リハビリテーションネットワークシステム推進モデル事業」(以下,本事業)を行っている.全国に先駆けたこの活動を紹介しながら,ITが地域リハにどんな形で入つていけるのかについて考えてみたい.
Copyright © 2002, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.