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総合規制改革会議「規制改革の推進に関する第1次答申」
pp.170-173
発行日 2002年2月1日
Published Date 2002/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541903484
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はじめに(略)
1.「システム全体の変革」の重要性 規制改革を推進するため,政府は従来から,例えば個々の事業者又は事業者団体からの要望に積極的に対応すること等により,「個別の規制改革」を重点的に進め,大きな成果を上げてきた.また,規制改革を分野別に進めるという手法も採ってきた.
規制改革をより効率的に進め改革の実を上げていくためには,これらの手法に加えて,それぞれの分野の「あるべき姿」を念頭に置き,政策目標・理念を明確にした上で,競争促進のためのルール作りや予算措置等関連制度の見直しも含めた「体系的・包括的な規制改革」,すなわち,「システム全体の変革」についての取組を,意識的に強化していくことが効果的である.
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