医療経営の総合的「質」の検討・4
浦添総合病院における総合的「質」の改善活動
宮城 敏夫
1
1医療法人仁愛会
pp.336-340
発行日 2001年4月1日
Published Date 2001/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541903252
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医療経営の総合的「質」研究会が2000年3月に発足しました.その経過については,このシリーズの第1回で飯田修平氏が紹介されています.筆者は飯田氏の誘いで参加することになりましたがメンバーの顔ぶれを見てまずびっくりしました.病院経営の実務者,研究者と一般企業(特に製造業)の品質管理の実務者,研究者十数名からなる研究会でした.
初回の会合でいきなり医療経営の総合的「質」ときたので面食らいましたが,診療と経営を円滑に運営するということで総合的「質」となりました.真のTQMの意味は初めはよく理解できませんでしたが,先生方のレクチャーで次第にわかるようになりました.第2回研究会(2000年4月27日)は筆者のプレゼンテーションでした.TQMの実践については報告できませんでしたので,「経営の質」に関する考え方と,当院でのここ2〜3年の病院経営の実践をレポートしました.
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