特集 病院経営戦略と企画部門の役割
【対談】1世紀の民間病院の経営戦略
猪口 雄二
1
,
井手 道雄
2
1医療法人財団寿康会寿康会病院
2特定医療法人雪ノ聖母会聖マリア病院
pp.654-661
発行日 2000年8月1日
Published Date 2000/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541903052
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——本誌では80年代の半ばに「病院経営戦略」に関するシリーズを連載しましたが,当時は「病院の経営戦略?!」という多くの反応でした.その後,80年代末になり病院の経営戦略について議論されるようになってきました.先生方の病院はこれまで経営戦略的なことを踏まえて病院経営をやってこられていますので,それぞれの病院においての経営戦略的な考え方をお話しいただきたいと思います.それでは,最初にそれぞれの病院の概要をご紹介いただきたいと思います.猪口先生からお話しいただけますでしょうか.
猪口 私どもの病院は,東京の下町にある市中病院で,私は昭和62年(1987)に理事長,院長に就任しました.
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