特集 岐路に立つ中小病院
中小病院の医療と経営の新戦略—地域から支持される医療の実践と継続
中島 康雄
1
1医療法人中島病院
pp.434-435
発行日 1999年5月1日
Published Date 1999/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541902698
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医療の激戦区の中で
北海道旭川市(人口36万人)には大学病院が1,公立の総合病院が4,民間病院が37,診療所が253あり,許可病床は一般6,957床,療養型1,105床となっており,医療の激戦区となっている.
この地にあって当院は外科,胃腸科,整形外科,婦人科,肛門科,麻酔科を標榜する許可病床110床の一般急性期病院(救急告示病院)である.開設は1955年と比較的古く,地域の人々からは外科系救急病院として認識され,自らもその一翼を担っているという認識で医療を展開していた.
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