インタビュー 村瀬敏郎前日本医師会会長が語る
今昔物語後編
薬価基準制度,かかりつけ医制度—これからの医療のあり方
本誌編集室
pp.141-145
発行日 1998年2月1日
Published Date 1998/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541902331
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国民皆保険制度がつくられたときに医師が保障されたことは,取りはぐれがない支払いの仕組み,税制での保護,薬価差益の確保という三つでしたが,それを医療関係団体として,特に日本医師会は,なんとか既得権として守っていかなければいけなかったということも事実ですね.
村瀬 事実であったし,そうやってきた.だけどそれが限界に達したのが,武見先生の昭和50年からの考え方ですよ.
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