特集 問われる事務(部・局)長の経営能力
病院事務長の活性化対策
先見性を持ち,戦略を立て,それを浸透させるために
竹田 秀
1
1財団法人竹田綜合病院
pp.1106-1108
発行日 1997年12月1日
Published Date 1997/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541902283
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はじめに
病院事務や病院事務部のあり方,そしてそれを統括する責任者としての事務(部)長の役割や資質について論ずることは,古くて新しい課題である(以下「事務長」に表記を統一する).
わが国でこの方面の研究については,石原信吾先生を嚆矢としよう.石原先生はご自分の体験も踏まえ,1960年代から1970年代にかけて病院組織や事務部の機能,そして事務長のあり方についての鋭い論考を重ねておられるが,今日読んでみてもいささかも古さを感じさせない.
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