特集 補助金と病院経営
病院のリニューアルに補助金をどう活用したか
痴呆性老人専門治療病棟の改築
岸 明宏
1
1加計町国民健康保険病院
pp.1042-1043
発行日 1996年11月1日
Published Date 1996/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541901957
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当院は,広島県北西部に位置する加計町にあり,1948年5月に殿賀村が内科だけの診療科で国民健康保険組合直営殿賀村診療所として開設したもので,その後1954年に町村合併により加計町に移管され,加計町国民健康保険病院として,加計町をはじめ周辺町村住民の診療にあたってきた.
1970年12月に現在地に移転新築(一般病棟32床,結核病棟8床)し,以後増床・増改築を行い,現在病床数218床(一般105床,痴呆性老人専門治療病棟53床,老人性精神病棟60床),診療科9科を有し,近隣6か町村(診療対象人口は約20,000人)の地域包括ケアの中核病院として今日に至っている.
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