鏡下咡語
病院改築に思うこと—癌の病棟
河辺 義孝
1
1愛知県がんセンター
pp.690-691
発行日 1990年8月20日
Published Date 1990/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411902673
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平成2年3月まで勤めていた愛知県がんセンターでは,開院して25年を経過し,とくに近年のがんに対する医療技術の著しい進歩にともなって,機能的にも,また,今後ますます増加が見込まれているがん患者に対しても,十分に対応しきれなくなり,昭和61年度から8か年計画で病院の全面改築が進められている。
改築の主旨は,新しい医療への対応,最新高度な医療技術・医療器械の導入,創造的研究,医学の国際交流を4つの柱としてかかげ,その計画の方針は,暖かみのある,機能的な,安全性の高い,経済的な,国際性豊かな病院造りを基本としている。
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