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中医協・診療報酬基本問題小委員会報告書
厚生省保険局医療課
pp.190-192
発行日 1996年2月1日
Published Date 1996/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541901734
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はじめに
高齢化の進展,医療技術の高度化等により,我が国の国民医療費は著しく増嵩しており,経済基調の変化と相俟って,医療費の適正化について総合的な対策を講じる必要性が高まっている.
本小委員会はこれらの対策のひとつである薬剤費及び薬剤使用適正化の観点から,主として医薬品に係る診療報酬上の評価のあり方を検討するため,昨年11月に第1回会合を開催して以来16回の審議を重ねてきた.この間,本年1月には海外調査を実施し,諸外国における最近の薬剤費適正化の動向を把握するとともに,審議の過程において論点や報告書骨子を公表して,これらについて3回にわたって内外の医薬品業界の代表から意見を聴取するなど,審議の透明性を確保し,幅広い関係者の意見が審議に反映されるよう努めてきた.
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