動向
かかりつけ医機能報告と診療報酬の関連付けが課題に—中医協総会が改定項目の議論開始
pp.6-9
発行日 2025年8月1日
Published Date 2025/8/1
DOI https://doi.org/10.57527/JUNPO2971003
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中医協総会(小塩隆士会長)は7月16日、令和8年度診療報酬改定に向けた1巡目の議論(その1シリーズ)を開始した。同日は外来をテーマとし、▽かかりつけ医機能の評価▽生活習慣病関連の評価▽外来機能分化の推進▽情報通信機器を用いた診療が論点となった。かかりつけ医機能の評価では、令和8年1月からかかりつけ医機能の報告が開始される予定となっている。報告事項と診療報酬をどう関連付けるかが課題となるが、診療側と支払側で温度差が表れた。オンライン診療をめぐっては、東京都を中心に算定回数が増えているなかで、不適切な利用を助長しない対応が委員から求められた。

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