特集 病院職員の教育と研修
院内職員研修会が職員の意識改革に果たした役割—全員参加,月2回の研修会を15年続けてきた日鋼記念病院の経験から
西村 昭男
1
1医療法人社団日鋼記念病院
pp.754-758
発行日 1995年8月1日
Published Date 1995/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541901573
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はじめに
「継続は力なり」という言葉がある.職場代表会議とともに職員研修会も353回15年の年輪を刻んできた.「どのような成果を挙げてきたのか」の問に対して,具体的に示すことは難しい.それだけ月2回の継続は,われわれの呼吸にも似て,組織の欠くべからざる活動リズムになっている.当法人組織内の活性化,発展のみならず,地域社会における貢献などの成果として,職員研修会の力が発揮されたものと確信している.今回,機会を得て,15年の統括から問題点を明らかにし,大方のご批判のもとに,更なる向上を図りたいと考える.
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