特集 病院職員の教育と研修
聖マリア病院における院外研修の活用とその効果—九州生産性大学経営講座への医師,管理職員の参加を継続して
井手 義雄
1
1聖マリア病院
pp.759-762
発行日 1995年8月1日
Published Date 1995/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541901574
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はじめに
近年の高齢化社会の到来に対応した厚生行政の急激なる変革,また国民の医療に対するニーズの多様化は,多くの病院の経営を翻弄している.また,最近の国立・公的病院の採算を度外視した近代的な病院建設ラッシュは民間病院の経営をよりいっそう悪化させてきている.
QC活動,各種提案制度等導入がなされているが,経営的には十分な効果が期待できていないのが現状であろう.聖マリア病院においては,各種対策の一環として,院外研修を実施してきた.ついては,これらの研修の活用とその効果について述べみたい.
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