特集 新看護体系で病院はどうなるか
[てい談]付添い看護から基準看護,そして新看護体系へ—2つの病院の移行事例をたどって
石原 哲
1
,
近藤 良得
2
,
林 千冬
3
1白鬚橋病院
2リハビリテーションセンター鹿教湯病院
3東京大学医学部保健社会学教室
pp.370-380
発行日 1995年4月1日
Published Date 1995/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541901493
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都市型民間救急病院白鬚橋病院では
救急病院としての存亡を賭けた選択
林 昨年10月の診療報酬改定で,これまでの基準看護制度に代わる新しい看護料の算定方式「新看護体系」が導入されました.本日はすでに新看護体系に移行された2つの病院から,病院経営者の立場として石原先生に,看護管理者の立場として近藤副総婦長さんにお越しいただいております.
石原先生が副院長をされている白鬚橋病院は典型的な都市型の民間救急病院,一方,近藤さんが病棟婦長兼務で副総婦長をされているリハビリテーションセンター鹿教湯病院は,山間部にあるリハビリテーション病院で,設置主体も長野県厚生連ですから公的病院ということになります.
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