特集 中小病院はこれでいいのか
中小病院の生き残る道—当院はこうする
老人専門病院への道を選択
高橋 重臣
1
1潮江高橋病院
pp.1018-1020
発行日 1994年11月1日
Published Date 1994/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541901371
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はじめに
医療施設の存在価値が全部受療者側のニーズであると考えるのは短絡的過ぎるが,患者さんが必要とする病院であれば,必然的に残るのであって,必要としなければ消えていくしかないと考えるのが本筋であろう.
地域の医療はこうあるべきではないかと私なりに,また,職員と一緒になって考えた結果,月並みであろうと,自分達の信じた方法でいくつかの自院の改革を行ってきたつもりであり,その結果,もし,経営困難になるならば,甘んじて淘汰されようというのが私の考え方である.
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