民間病院を見る,聞く,語る・24
地域の老人が主体だからこそできた開かれた老人専門病院—埼玉県・医療法人霞ヶ関中央病院
池田 弘
1
,
斉藤 正男
1
,
小山 秀夫
2
Hiroshi IKEDA
1
,
Masao SAITO
1
,
Hideo KOYAMA
2
1霞ヶ関中央病院
2厚生省病院管理研究所
pp.169-175
発行日 1985年2月1日
Published Date 1985/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541208527
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人口27万の川越市には本来なら15〜16のデイケアセンターがあっていい,そういう老人の医療・ケアを進めていきたいという理事長・院長のコンビで,寝かせきりではなく,できるだけ起こし,動かす医療を実践している.現在診療科は内科・神経内科・小児科など5科.基準看護特1類.常勤医師4,非常勤医25,看護婦53,ヘルパー27,リハ関係4,総職員数145名.外来1日患者数65.ここ3年の赤字続きにもかかわらず患者さんから自己負担をとらずに忍んでいる当院にとって,ヘルパーさんの人件費がどこからも出てこないのが悩みのタネ.
(〒350埼玉県川越市笠幡5024-103)
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