グラフ
包括的老人医療を目指して—結核療養所から老人専門病院に脱皮をとげた清瀬市・信愛病院
pp.9-14
発行日 1976年5月1日
Published Date 1976/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541205889
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老齢化社会が進む中で,老人専門の病院は全国的にみても,まだ極めて少ない.老人医療には,病気の診断と治療だけという従来の一般病院の形態では,その成果を期待しえない,さまざまな問題を含んでいるからであろう.ここに紹介する清瀬市の信愛病院は,結核療養所で,しかも私的医療機関というハンディをみごとに克服し,真の意味での包括的老人医療の道を歩み始めている稀有の例といえるだろう.その詳しい経過と内容については,特に副院長の桑名忠夫氏にご執筆いただいたので,併せてご覧いただきたい(本文1721ページ).
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