グラフ
「患者最優先」をモットーに半世紀—新東棟の完成で地域の一大基幹病院に—岐阜県立多治見病院
pp.897-902
発行日 1990年11月1日
Published Date 1990/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541900765
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県立多治見病院が,地域住民の期待をうけて岐阜県東濃地方唯一の公的病院として第一歩を踏み出したのは昭和14年9月であるから,戦中・戦後の混乱期を乗り切って,実に半世紀にわたって地域の基幹病院としての機能を果たしてさたことになる.その間,一貫して診療科の新設,診療機能の拡充を図りながら,医療ニーズの変化に着実に応えられる体制を整備していった.
そして本年11月,最新設備を備えた新東棟(223床)が完成.開院当初診療4科,職員20数名,入院定員32名で出発した県立多治見病院は,救命救急センター,NICUなど第三次救急医療に対応でさる診療機能を取り込んで大きく成長を遂げ,今や,診療24科,職員定数601名,病床数715床(一般520床,精神120床,結核35床,伝染40床)の一大基幹病院として新たな第一歩を踏み始めようとしている.
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