グラフ
島内完結型の高度医療を目指す—兵庫県立淡路病院
pp.547-552
発行日 1990年7月1日
Published Date 1990/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541900676
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兵庫県立淡路病院は地域の中核病院としての機能を充実するために,昨年新病棟を完成した.また今春,6年間院長を務められた松浦覚前院長が兵庫県立成人病センターに栄転,松尾武文現院長が4代目院長として後を継ぎ,「信頼と愛情で島民と結ばれる島内完結型の高度医療」の確立に向けて邁進している.
淡路島唯一の公立病院である兵庫県立淡路病院が開設されたのは昭和31年4月.島民の医療に対する不安を解消し,島内の患者の診療は島内の病院でという島民の悲願に応えて新設された.以降,「淡路の医療は淡路の中で」を旗印に,県立病院として島民の信頼を集めた地域の中核病院としての基盤づくりがなされた.
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