特集 ボランティア活動
病院ボランティア活動の実際・9
兵庫県立西宮病院
楢崎 茂登子
1
1兵庫県立西宮病院ボランティア
pp.61
発行日 1971年6月1日
Published Date 1971/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541204344
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どういうきっかけで始めるようになったか
発起者の身内の者が大阪の某病院で長らくお世話になり,たいへんよくしていただいた感謝の気持を,なんらかの形で報いたいと思ったことが1つである.もう1つは,看護婦不足が叫ばれていながら,看護業務の中には,まだまだわれわれにでもできる雑用が組み込まれており,そうしたことをお手伝いさせていただくことによって,専門の手を,もっと暖かく患者にむけていただきたいとの願いから,その病院へ奉仕を申し出たが,地域の病院でやってみてはということになり,広瀬先生を紹介された.幸い西宮病院で,院長・総婦長のご理解により受け入れて下さることとなったので,ある期間の準備体制を整えてから,10名ばかりの人員で発足した.昭和41年7月から始めた.
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