グラフ
あたたかみのある高度医療を目指して開院した—山形県立日本海病院
pp.941-946
発行日 1993年11月1日
Published Date 1993/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541900490
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5番目の県立病院
私たちが山形県立日本海病院(一柳邦男院長)を訪ねたのは9月27日,ちょうど新羽田空港が開港した当日だつた.一昨年完成した庄内空港のおかげで,新幹線・高速道路網が未整備な庄内地域へのアクセスは格段に向上した.羽田—庄内間はジェットで50分の距離だ.
当院は,最上川河口の北側に発展した酒田市の中心から7〜8km,川の北岸に近接して病院用に新たに造成された10万2千m2の広々とした用地に建てられている.診療・検査・管理・業務部門を2階建ての低層棟に中央化,病棟を3〜7階の高層棟に配した2層構造で建築面積は3万8千m2.何よりも興味を引くその名称の由来は,次のように説明されている.
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