主張
入院医療の質の評価が必要
N
pp.385
発行日 1993年5月1日
Published Date 1993/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541900354
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第二次医療法改正に基づき新しく生まれた病院の体制に対する診療報酬が決定した.
特定機能病院においては紹介率を重視した上,特定療養費として診察料に自己負担を導入したことが注目される.今後病院における外来診療のありかたがどうなるのか,紹介外来の評価がどう拡大されていくのか興味のあるところである.一方,療養型病床群に関しては従来の特例許可老人病院の診療報酬とあまり変わらない点数体系となっている.わずかに施設利用料として病床の広さに配慮がなされているが,今後どのくらいの病院が療養型病床を導入するかが問題である.
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