グラフ
地域に密着した手作り医療を展開する—諏訪中央病院
pp.9-14
発行日 1993年1月1日
Published Date 1993/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541900257
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病院の歴史
諏訪中央病院は昭和25年,「ちの町国保直営諏訪中央病院」として,一般病床22床,診療科目8科でスタートした.昭和33年に茅野市,諏訪市,原村の組合立病院となった.その後,脳神経外科を開設し,昭和61年に現在の地に新病院を建設してから整形外科,泌尿器科,心臓血管外科を開設した.
「医療・保健・福祉の連携のためには町中の狭いところでやるよりは,思いきって広大な敷地の用意できるところに移ったほうが良い」という市長の判断で,茅野駅から徒歩5分という街の中心部から,車で10分の郊外へ移転した.新病院は一般200床(うちICU 13床),診療科目は19科である.病院の東側には八ケ岳連峰が,西側には遠く日本アルプスの山々が見える.5階にある病院の展望食堂からは周囲360度が眺望できる.
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