連載 アーキテクチャー×マネジメント・8
組合立 諏訪中央病院
山下 哲郎
1
1工学院大学建築学部建築学科
pp.540-545
発行日 2015年8月1日
Published Date 2015/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541209899
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■はじめに:諏訪中央病院の「成長と変化」
諏訪中央病院は現在,第三次増改築プロジェクト(2013年11月起工,グランドオープン2017年4月予定)の第一歩として,北棟(高層棟)と東棟の竣工を迎えたところである.また同時に,これら新棟の建設を足がかりに,既存棟(主に第一期棟)の改修工事に着手し,北棟(低層棟)の増築工事を進めている.
本稿では,諏訪中央病院がどのようなプロセスを経て,今回の増改築プロジェクトに至ったのか,既往文献をはじめ,古我大作氏(共同建築設計事務所),武井義親氏(諏訪中央病院副院長)からうかがった話を元に振り返ってみたい(図1).
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