看護管理の目・10
診療介助業務の見直しと医師との関係
川嶋 みどり
pp.1024-1025
発行日 1992年11月1日
Published Date 1992/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541900229
- 有料閲覧
- 文献概要
「看護婦等の人材確保の促進に関する法律」が,さきの第123回国会で成立した.その円滑で実益のある実施を期待したい.先ずは人材確保のための教育の充実は論をまたないとして,確保した人材の有効な活用,離職防止などの努力は今後ますます重要となろう.それと並行して,病院等で看護婦が行っている業務を再検討し,看護婦自身が納得できる専門的業務に専念するための対策が必要である.
国レベルでも,平成3年度に看護業務改善検討会が発足.続いて本年8月からは,看護業務見直し改善に関する事業によって,医療機関のモデル事業を実施し,実証的検討を始めたという.委託対象となった8病院では,目下その取り組みに御苦労されているに違いない.
Copyright © 1992, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.