特集 ストックからフローへ—総合的物品管理システムをめざして
滋賀医科大学医学部附属病院総合医療情報ネットワークシステムにおける物流管理モジュール
富岡 昌邦
1
,
三四 毅
1
,
駒井 洋
1
,
松下 修
2
,
原田 修
2
,
白木 俊男
3
,
永田 啓
4
,
中木 高夫
4
,
櫻井 律子
4
Masakuni TOMIOKA
1
,
Tsuyoshi SANSHI
1
,
Hiroshi KOMAI
1
,
Osamu MATSUSHITA
2
,
Osamu HARADA
2
,
Toshio SHIRAKI
3
,
Satoru NAGATA
4
,
Takao NAKAKI
4
,
Ritsuko SAKURAI
4
1滋賀医科大学医事課・医学情報
2滋賀医科大学会計課
3滋賀医科大学元医事課・医学情報
4滋賀医科大学医学情報センター
pp.816-821
発行日 1992年9月1日
Published Date 1992/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541900184
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はじめに
滋賀医科大学医学部附属病院では,平成2年7月より総合医療情報ネットワークシステム“Shiga uni-versity of medical science Hospi-tal Information NEtwork system/略称SHiNE”における看護周辺業務の合理化の一環として物流管理モジュールを稼働させた.
このシステムは,会計課用度係・各看護単位・中央材料部の三者間を結び,医用物品(約4,000品目)および一般物品(事務用品・日用品が約600品目)を対象に,これらの物品が病院内を流通する過程で発生する様々な管理(購買管理・在庫管理・品質管理・使用管理)を統合して行うためのものである.
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