特集 ストックからフローへ—総合的物品管理システムをめざして
総合的物品管理供給システムの運用
幅田 芳弘
1
Yoshihiro HABATA
1
1労働福祉事業団横浜労災病院事務局
pp.800-804
発行日 1992年9月1日
Published Date 1992/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541900180
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横浜労災病院は,労働福祉事業団が設置運営する39番目の病院として,平成3年6月21日に開院した.病床数は650(建設規模は880-ICU,CCU, NICU, PICU,救急,合計48を含む).診療科目は21,建築延面積68,000m2,診療棟は地下1階,地上4階,病棟は地下1階,地上10階である.
横浜労災病院における総合的物品管理供給システムの構想は,病院の建築計画が策定された昭和58年頃から始まり,昭和60年,基本設計が開始されるにおよび,本格的な検討に入り,建築,設備,備品を含む広い範囲での作業を,ハード的には設計事務所と関係機器メーカー,ソフト的には,医業コンサルタント会社,コンピュータメーカーなどとタイアップし,横浜労災病院開設準備スタッフが中心となって行い,システムの開発と構築に当たって来た.
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