特集 —地域ニーズに合致した—病院機能の変革
事例:転換の背景と効果
入院患者像の変化に合わせて一般病床を一部転換—一般病床を分割し地域包括ケア病床に特化した病院を開設
相澤 孝夫
1
1社会医療法人財団慈泉会
キーワード:
一般病床
,
回復期リハビリテーション病床
,
地域包括ケア病床
,
後期高齢者
,
地域密着型病院
Keyword:
一般病床
,
回復期リハビリテーション病床
,
地域包括ケア病床
,
後期高齢者
,
地域密着型病院
pp.878-885
発行日 2023年10月1日
Published Date 2023/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541212029
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社会医療法人慈泉会相澤病院では,急性期を担う一般病院として病床数を増やしてきたが,入院患者像を分析し,地域の医療ニーズの変化に対応して,2014年に一般病床の一部を回復期リハビリテーション病床に転換した.2016年には一般病床を一部分割し,地域包括ケア病床特化の病院である相澤東病院を開設した.現在の相澤病院,相澤東病院の概要を表1,2に,相澤東病院のビジョンを表3に示す.本稿では当院の機能変革の背景と意図を解説する.
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